CSVの品番で先頭の0が消えるときの確認ポイント
00120が120になるのは、品番が数値として扱われている可能性があります。元CSVと表計算ソフトの表示を分けて、失われた情報を確認する手順を説明します。
品番 00120 を開いたら 120 になっていた。このとき最初に確かめるのは、元CSVの文字が変わったのか、読み込み先が数値として表示したのかです。元ファイルを上書きする前に、コピーを残してください。
元CSVをテキストとして確認する
CSVは値を区切ったテキストです。次の架空データには、先頭ゼロを含む品番が入っています。
日付,品番,数量
2026-09-01,00120,120
テキストエディターで 00120 が残っていれば、ファイル側の文字は失われていません。表計算ソフトで取り込む際に品番列を文字列として指定し、プレビューと取り込み結果を確認します。大きな識別番号も計算に使わないなら文字列として扱います。
Excelでは、利用環境に対応した取り込み方法をMicrosoftのテキスト・CSVのインポート説明で確認してください。このサイトではExcel実機での確認は行っていません。
引用符で囲むだけでは型を指定できない
CSVの "00120" という引用符は、区切り文字などを含む値を表現するためのものです。すべての取り込み先で「文字列」として扱われる保証にはなりません。取り込み先の列の型を確認する必要があります。
また、表示形式で5桁に見せる方法は、元の品番を文字列のまま保存することとは違います。ほかのシステムへ渡すCSVが必要なら、表示だけでなく、出力ファイルの中身まで確認します。
消えたゼロを勝手に足さない
元CSVにも 120 しか残っていない場合、正しい品番が 00120 だったとはデータだけでは判断できません。品番が常に5桁であるという仕様や、品番マスターとの照合が必要です。
| 入力 | 扱い | 確認事項 |
|---|---|---|
| 00120 | 文字列のまま保持 | 5文字で出力されるか |
| 120 | そのまま別の識別子として保持 | 同一品番か、元資料で確認 |
| 12345678901234567890 | 数値に変換しない | 桁の丸めが起きていないか |
集計でも品番は文字列のままにする
品番別集計サンプルは品番を数値に変換せず、00120 と 120 を別の品番として集計します。数量列だけを整数に変換します。
出力CSVでも品番の文字は保持します。ただし、保存したCSVを表計算ソフトで直接開くと、そのソフトが数値と解釈する可能性があります。再取り込み時にも文字列指定が必要です。
試す際は架空の品番を使い、会社の実データを貼り付けないでください。複数CSVのまとめ方は月次集計の手順で説明しています。
参照確認日:2026年9月16日。
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